スプラトゥーンは衰退の一歩をたどっているのか?一線離れたゲーマーが考察してみた。

こんにちはさぁーもんです。
今回は最近TL上でよくみる「スプラは潮時」や「マンネリ化してきた」などのマイナスなイメージを実際のゲーム市場と合わせて見ていこうと思います。

1.スプラトゥーン1と2

皆さんご存知のとおり、スプラトゥーンは今作で2作目となります。2014年のE3で発表されたこのタイトル、当時は斬新すぎてここまで流行ると予想できた人はすくなかったのではないでしょうか?

そして1の発売からわずか2年で2の発売・・・人気タイトルだからこそできる芸当ですね。
ここで1と2の売上を見てみましょう

1 494万本(2018年9月)
2 747万本(2018年9月)

なんと世界でこんなに多くの方がプレイされていたのですね。ではなぜここまで売れているのにマイナスなイメージを持つ人が多いのでしょうか?調べてみました。

・プレイヤー目線と経営・企業側の目線ではすさまじいほどにギャップがある

まずこの画像を見てください。

なんと、多くのゲーム会社は、未だに業績が伸びていっています。
ゲーマーとして、私も「最近のゲームは面白いものが少ない=ゲーム業界は衰退している」と言いたくなる面もありますが、それとこれとでは話は別。
経済・ビジネス視点から見れば、ゲーム業界はまだまだ伸びしろがデカイです。

ですが、プレイヤーとしては「ゲーム業界は衰退している」と感じているわけですので、それはつまるところ「経営側とユーザー側で、感覚がズレている」とも言えます。

つまり極端な話をすると運営側は「売れている=このままの方向性」と見てしまい、プレイヤー側は面白さの中に不満がありながらもプレイするうちに、マンネリ化部分だけが露骨に見えて来てしまってゲームを深く楽しんでいる人達のほうがゲームに対するマイナスなイメージがつきやすい中でSNSなど気持ちを共有できる場所で他の人の意見を火種にどんどんと不満が爆発してしまうわけですね。

2.たまに見る公式への攻撃てきな意見は逆効果

そしてそれと一緒によく見るのがTwitterなどで公式アカウントに対して「~を~しろ」「~おかしすぎるでしょ」といったリプライです。

果たしてこれはゲームを良くする上で効果的なのでしょうか?

答えはNOです。まず第一に任天堂は公式サイトやメールなどで「開発環境に対する質問などは受け答えできない場合があります」のような文面を書いております。もちろんゲーム開発からしても多少リプライを参考にすることはあってもなんの根拠もないリプライなどを鵜呑みにしてアップデートを施すことはありません。

もし、ちゃんとした理由があってナーフや強化を希望するならそのような公の場ではなく、メールで要望として送るのがベストでしょう。まぁ大半のユーザーはとりあえずの不満を軽く伝えたいだけで実際はそこまで不満に思ってないのかもしれませんけどね。

つまり何が言いたいかと言うと、「文句を言ってる人もなんやかんやゲームを楽しんでいる」ということです。
本当に現状が嫌で仕方ない人は発売から2年経っている現状でやめていたりするものなんです。皆さんやめたゲームの不満をずっと言ったりしないですよね?

3.ゲーム情報発信のビジネス化問題

これは副次的な話になりますが、ゲーム情報発信が定期化してしまったことも、現在の不満がたまっている一因でしょう。
ブキの追加やアプデが月に一回絶対増えます!!という体制を1年間半取り続けてきたことにより、アップデートが楽しみ!と感じてしまう人が多くなり、追加がなくなりその要素が薄れた事による満足度の低下がゲームを前よりおもしろくなくなった。と感じさせてしまう一因だと私は考えます。

だからといって定期的なアップデートが悪なのかといえばそうではないですし、情報を小出しにしてくれるというのは現代社会において、ゲームを盛り上げるうえで必要不可欠なことだと思います。

つまり、昔と今でゲームとしてのあり方が変わったことによってユーザーと企業で食い違った考え方に見えたりするんですよね。

4.ユーザーとゲーム開発者でよりWIN-WINの関係を構築

前述した内容とかぶりますが、今後のゲームとしての成功の鍵は「ユーザーとの距離感」「ユーザーの反応を即時にフィードバック」といった、ユーザーとの関係性になってくるとわたしは考えています

運営がユーザーのリプライや評価を多少は見ていることは明白ですからね。

ただし、声のでかい廃ゲーマーの意見を取り入れて「運営VS一部の廃ゲーマー」みたいな構図になると、格ゲー界隈みたいに新参お断り状態になるので、任天堂としてはスプラトゥーンをそういうふうに持っていきたいのかと言われるとさじ加減の難しいところでもあります。これが意見の聞けない一番の要因でしょうね。

また「ゲーム実況」「ゲーム情報発信サイト」「e-Sports」など、有名プレイヤーが影響力を持つようになってきているのも、無視できない事実です。

5.おわりに

色々と書いてきましたが、つまるところまだまだスプラトゥーンというブランドは現役です。非公式退会でも大きいものがでてきたりしていますがこういったイベントが増えるかどうかここが鍵だと思います。

経営としては難しいのかもしれないですが、金銭面のフォローなどがなくとも公式が大きい大会などは軽く告知などをするなどしてもいいのかもしれませんね。現に甲子園などでは大会の話などもでるわけですし。

splatoon3ではもっといい方向に進んでいくことを説に願うばかりです。

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